ケータイ版 ミニタコ

  エッセイ > 身の上話
複雑な家庭環境の中、育ちました。

最初のお父さんは、賭け事で多額の借金をしてたそうなのです。
最初のお父さんは転勤が多くて、私が5〜6才のときには神戸にいました。
神戸の中でも3か所くらい引っ越ししました。

神戸のあるアパートから、お母さんは私と弟を連れて夜逃げしようとしました。
でも、ものすごいタイミングでお父さんが仕事から帰ってきたのです。
激しいケンカになりました。
お母さんは泣いてました。
弟も泣いてました。
私は「私も泣くからね〜」って言ってから泣き出したのを、今でも覚えてます。

しばらくして、今度こそ夜逃げ。
その後はしばらくおばあちゃんちにいて、またしばらくして、T町に引っ越しました。
そこに引っ越したあと、最初のお父さんが来てまた一緒に暮らしました。
「まじめに働く、賭け事・借金は、絶対しない」っていう約束で来たらしいです。
お母さんも、それで許したんだと思います。
でも、悪いクセは直ってなかったようでした。
1年もいないうち、離婚。
最初のお父さんは、出ていきました。
まだ小学2年の私は、泥棒が入ってきたらどうしようとか夜寝る前は不安不安で、 もんのすごい厳重に戸締まりをして寝てました…。

離婚した後、慰謝料ももらわなかったお母さんは、女手ひとつで働いて、 母子家庭の手当をもらって、一生懸命私と弟を育ててくれました。
でも、お母さんに干渉されるのがいやで、私も弟も、家を出たいと思っていました。
私が就職で京都に出るとき、同時に弟は東京に出ました。
それから少しして、お母さんは再婚。
それまでは私たちが気をつかうだろうから、しなかったって。
再婚して、広い台所で料理したいって言ってたお母さんの願いのひとつは叶いました。
新しいお父さんも、口は悪いけど、いい人みたいだし。
お母さんをひとりにして出ていった私と弟にしたら、安心できました。

そんなんで、しばらく何事もなかったんだけど。
最初のお父さんのお母さんが、亡くなりそうだとお母さんから電話がありました。
私は、そんなにお世話してもらってもないしと、お見舞いやお葬式には行きませんでした。
(そのときは京都にいて、おばあちゃんは宮崎だったのもあって)
最初のお父さんは離婚してすぐ蒸発したとかで、おばあちゃんの最期をみとる人がいないし、 家も持ち主がいなくなる…。
そんな中、親戚のひとりかが、最初のお父さんも見付けだしました。
髪もひげもぼさぼさで、おじいさんみたいになってたそうです…。
まあでも、最初のお父さんも戻って、おばあちゃんの最期もみとって、 家に帰ったらしいからよかったんじゃないかな、と思ってます。

いろんな家庭があると思うけど、私もいろいろありましたw
でも私は今は幸せだから。
お母さんや出会ってきたみんなに感謝しなきゃと思ってます(´・人・`)

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